2016.09.05

脱毛理論の奥深さ

160905

 

こんばんは。
先日、ある理論派の先生とお話しさせていただく機会がありました。
その先生は、アレキサンドライトレーザーでの脱毛理論をお持ちの先生でした。
実は数ヶ月前に先生の発表をお聞きして、「現象が起こる」→「その現象がどのようなメカニズムで起こるのかを、残された形跡から想像する」→「想像した事が正しいのか検証する」というプロセスを様々な手法で解析されているので非常に論理的で説得力があるなと感じていました。
私は元々技術者だった事もあり、手法や考え方にとても共感できたため印象に残っていました。
物の見方は1つの角度からだけでなく、様々な方向から見ていく事で複数の理論は生まれるかもしれませんが、事実に結びつき論理的に矛盾がなければどれも正しいと思っています。

正しい理論に当てはめて考えると、例えば脱毛で毛が抜けないというマイナスの現象が発生した時でも、毛が抜けるという現象に対してどの部分が不足しているのかをすぐに発見でき、どうする事で解決できるのか。又、最短の時間で効果が出せるのかを見出す事ができるはずだと思います。

今回お話しさせていただく機会があり、私の中の理論にプラスされた事として、

メラニン吸収率の高いレーザーを高フルエンスで薄い産毛に照射する事は、必ずしも最良の脱毛効果が得られるとは限らない

という事があります。
メラニン吸収率が高いレーザーを細い毛に照射すると毛が切れてしまい、熱を伝達させる為の役割を果たせなくなる可能性もあり、こういった細い毛に対しては小さいフルエンスを断続的に照射し周囲温度を上昇させながら脱毛効果が得られるところまで照射する、という手法が有効的な可能性が高い

という事です。
低フルエンス高リピート率パルスの蓄熱脱毛ソプラノに3波長(755nm、810nm、1064nm)同時照射のTRIOというハンドピースが出ましたが、そいう観点で考えると、1064nmで水吸収させ周囲温度を上げる能力が向上し、755nmと810nmで色々な毛質の温度を上昇させる事ができるので、より効果的に脱毛ができるという論理が成立するように思います。
こういう手法での脱毛なので、火傷などのリスクが非常に低いのも魅力です。

私は仕事柄、様々な理論派の先生とお話しさせていただく機会も多く、すごく勉強になっています。やりとりが多い先生方も学会の度に理論のアップデートや工夫がされており、医学とは直接的に関係がない工学的な勉強もされていたりと、知識も豊富です。
私も先生方を通じて社会貢献できるよう、常に新しい有効なもの探しと勉強を行っていきたいと思います。

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杉野崇広

杉野崇広

医療美容機器アドバイザーメディカランド株式会社
メディカランド株式会社勤務。技術者、営業、マーケティングなど様々な顔を持ち、その多岐にわたる経験を生かし様々な角度から物事を見る事ができるのが強み。 何事にも興味を示すため、専門外の事も広く(でも浅い(^_^;))知識を有する。こいつは、お金も好きときているので儲け方も詳しい。「売上アップの相談」はぜひ。
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