2016.07.04

脱毛理論の賛否

160704

皆さまこんにちは。
今年の梅雨は、集中的に降るエリアと雨不足のエリアで極端な気がします。

さて私は、週末とある学会に参加させていただきました。
レーザーに詳しい先生方が多く参加されており、脱毛に関するパネルディスカッションに興味があったため、遠くから聴講させていただきました。

この中で発表された機器は

①アレキサンドライトレーザーを使用した機器で、
パルス幅が脱毛にしては非常に短い機器(歴史の長い機器)
②低フルエンスのレーザーを連射するタイプで、特定の面積の中に
決められた総エネルギー量を円を描くように動かし照射していく、蓄熱脱毛タイプ
③低フルエンスのレーザーを連射するタイプで、
基本的にストレートに動かしながらハンドピースを動かすタイプ

 

1. ALEX従来モデル

まず①のアレキサンドライトレーザーを使用した従来タイプですが、パルス幅が短く脱毛理論に合わないとされているものです。
しかし脱毛効果はきちんとあり、その従来からある脱毛理論に適合していないのに何故なのかというお話でした。
発表された先生は、非常に論理的に膨張した毛やキューティクルなどから抜ける理論を想像されていました。
一旦毛管のメラニンがレーザーで加熱され水分が気化し膨張する、そして気化した水分が凝固するので凝固熱により
高い熱を維持するというものでした。
想像と根拠がしっかりしたもので、確かに理にかなっている内容でした。

2.蓄熱脱毛モデル

次に②の機器ですが、蓄熱脱毛という種類である面積に総エネルギーを定められた量照射するというものです。
基本的に低フルエンス10J程度を10Hzで照射しながら円状に動かしていくものです。
ペインスコアが従来のものより低く且つしっかりとした脱毛効果が得られ硬毛化も経験されていないとの事でした。
単位面積あたりのエネルギー量を脱毛効果の出る量にする事が非常に重要なポイントだと感じました。

3. 低出力ストレート使用モデル

最後に③の機器ですが、ストレートに動かした場合で周波数を変えて照射する様子をサーモグラフィーで示されていました。
4Hz程度では、熱のムラが大きく明らかに効果にムラが出るだろうなとの印象です。
そして、ストレートに動かしながら照射するのは、温度の下降が大きく先生がTESTされている印象では、ストレートよりもサークル(円状)に
動かした方が熱の蓄えが大きく効果も高いと推測されるとのご見解でした。
サーモグラフィーの映像を見ても、明らかにそうだろうなとの想像ができました。

 

単に脱毛と言っても色々な方法がありレーザー脱毛も各社色々な考えだという事をあらためて感じました。

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杉野崇広

杉野崇広

医療美容機器アドバイザーメディカランド株式会社
メディカランド株式会社勤務。技術者、営業、マーケティングなど様々な顔を持ち、その多岐にわたる経験を生かし様々な角度から物事を見る事ができるのが強み。 何事にも興味を示すため、専門外の事も広く(でも浅い(^_^;))知識を有する。こいつは、お金も好きときているので儲け方も詳しい。「売上アップの相談」はぜひ。
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